松戸市・市川市の魅力や情報を発信していく、地域通信。
皆さん、体調や健康、心のケア等日々気を付けていることはありますか?
現役世代でまだまだ仕事や子育てに追われていて、という方も多いと思います。でも仕事を引退し、子育ても落ち着くとそれまで自動的に広がっていた忙しい世界がすーっと狭まって、気が付いたら社会とのつながりが少なくなってしまったと感じたことはありませんか?誰かのために時間と労力を使って自分のこと以外を優先してきた人ほどそう感じるかもしれません。そして開放された瞬間、急に疲れを感じて気力をなくしてしまうんです。
「フレイル」という言葉をご存じでしょうか?
フレイルとは、加齢によって体力や気力が低下していき要介護になっていく途中段階の事です。
「虚弱」「衰弱」と位置付けられている状態です。ただ、フレイルは、身体的、認知機能障害等、精神的問題や心理的問題、または経済的困窮などのあらゆる面から考えようとするものです。もう回復が難しいイメージの「虚弱」「衰弱」とは違う考え方からなるのもで、2014年に日本老年医学会が「Fraily」という英単語から作った言葉です。「Flaily」は(衰弱)という訳になりますが、「しかるべき介入によって再び健常な状態に戻る」という意味を含ませたものとして「フレイル」と提唱しました。
高齢になるほどフレイルのリスクは高まります。でも、生活環境などが影響して気力をなくしてしまうことは比較的若い世代にだってあり得る事です。
自分自身が早くフレイルに気づいて、生活スタイルと環境を見直し、整えていく事や、周りに相談できることで、心身共に回復できると言われています。フレイル予防には、「運動」「食と栄養」「社会参加」を三位一体で考える事が大切です。生活スタイルを少しずつシフトチェンジし、毎日を過ごす事がフレイル予防につながります。例えば食事でいうと中年期は「メタボ予防」と言われます。でも「フレイル予防」には痩せていくことの注意もありますから、持病などへの配慮をしつつ、カロリーをしっかり採っていくように心がけます。徐々に意識を変えていく事が重要になるのです。
このように、意識する事、変える事で健康寿命をどんどん伸ばし、アクティブに元気にそして、自由に毎日を過ごしたいですね。
誰しもいつか、誰かに頼り助けてもらって過ごすことになる可能性があります。それでいいと思います。でも、その ”いつか” をずーっと後に延ばして生きていきたいとも思います。
市川市のホームページでは、介護予防で「フレイル」を取り上げており、詳しく説明しています。シニアの方が通えるところもたくさん紹介されています。
体操・ストレッチ・気功・ヨガ・カメラ・囲碁・健康マージャン・カラオケ・俳句・絵手紙・水墨画・社交ダンス・手芸 などなど!
他にも各地区でたくさんのサークルがあります。
☞市川市HPフレイルを予防しよう!
フレイル予防の観点で一番危険なのは、社会とのつながりを断つことです。それは、フレイルの入口になってしまう恐れがあるからです。
自分の趣味や特技を活かすもよし、新しい何かにチャレンジするもよし! 出かけてみませんか?
フレイル「イレブン・チェック」11項目を添付しました。思い出した時にトライしてみてください。生活を見直し改善することで、今よりも回復できるという希望があるのがフレイル予防です。
千葉県の松戸市、市川市を中心にお仕事させていただき、このエリアで暮らすご家族が、もっと幸せに暮らせるお手伝いや地域活性のきっかけになればと想い、スタートしました。
また、エリア外から弊社ホームページを見て頂いた方が、松戸市や市川市を少しでも知っていただく機会になればと思っております。
今までの地域通信も是非!!☞WEBマガジン 地域通信 松戸市・市川市
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。