工匠大工の小林です。
今回、横浜市のお寺で客殿庫裡の改修工事を担当させて頂いております。
既存取り合い部、第一期第二期工事取り合い部、新規、増築部…
工事が進むにつれて様々な課題があります。
既存取り合い部では、新規の床、壁、天井との高さ関係、通りなど新築とは違う難しさ等があります。
第一期、第二期工事取り合い部では、屋根、外壁を含む改修工事になるため解体する範囲、補修箇所等を考えながら進めていきます。
新規、増築部では既存取り合い部にエキスパンションジョイントを設けるため、外壁工事、内部造作、屋根工事など施工する順序が非常に重要になります。
これらのどの課題をとっても、間違いなくやり手応えがあります。
単純ではない、応用力が必要です。
屋根工事、外壁工事から先行で進めて内部造作に入る。
今回屋根工事に関しては、既存屋根との取り合い、増築、形状変化等様々な内容でしたが天気に恵まれました。
屋根工事は特に天気に左右されるので伸び悩む所でもありますが、もうすぐ屋根は終わりそうです。
これから外部、内部造作と進めて行きますが気温の寒暖差もありますので、体調管理も含め残りの工事も無事故で進めていきます。
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。