松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当の黒河内です。
皆様こんにちは。
今回は、お客様をお迎えする事務所のカウンターにあるかわいい埋木のご紹介です。
近くに寄って、天板部分を見ると
リボンの形をしたものが見えます。
こちらは、『ちぎり』というもので、一枚板の割れを抑えるためにとても重要な役割があります。
また、違ったところには、ひょうたんの形の埋木が。
色の違う木材で違いがあって、またいいですね。
こちらは、木の節の部分を補強するために埋め込まれています。
以前、節は『木の欠点』とされていて、節のない木材が好まれていました。
最近は節も無垢材の味ととらえて好む方もいらっしゃいます。
欠点とさえていた節もこのような加工することによって違った楽しみが生まれます。
ご紹介した二つの埋木はそれぞれ役割は違いますが、
無垢の木材を適材適所、余すことなく使う大工の知恵と技術が感じられます。
また、手刻みで仕上げるからこそ味わえる木の表情がありますね。
今回は、大工の知恵と粋な遊び心『埋木』をご紹介しました。
みなさんも、弊社に訪れた際には
加工場での大工作業を見学することが出来ますのでお気軽にお問い合わせください。
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。