松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当です。
皆様こんにちは。
皆さん、家づくりをするとき何を一番に考えるでしょうか。土地、費用、デザイン、間取りなど決めなければならないことや考える事がたくさんあります。
でもまずは、絶対に外さないでください。健康住宅であること。
健康住宅とは、人体に悪影響を与える化学物質を含まない自然素材でできた、体に優しい安心で、清々しい家の事です。
そして、もう一つ大切なことは、強くて長く住める家です。
今回は、その二つを叶える工匠が建てる家。
木の家の魅力を7つお伝えしたいと思います。
目次
●工匠の木の家とは
●木と日本人
●木の家の魅力7選!!
1、調湿効果に優れている
2、熱伝導率が低く、断熱性が高い
3、軽くて強い
4、光や音を和らげる
5、リラックス効果がある
6、間取りに自由度があり、廃盤がなく修繕などがしやすい
7、環境にやさしくサステナブルな家になる
●まとめ
木の家とは、ただ見た目が木目調という事ではありません。
今回お伝えしたい「木の家」は木造住宅のことで、家の構造に無垢の木材を使用している家という事です。更に屋内にもたくさんの無垢材や天然素材を使用して建てる健康住宅を目指しています。
昔から日本人は豊かな緑を持つ国土の中で木と共に生き、木に精霊が宿ると信じた。今もその精神は受け継がれています。木にぬくもりを感じ、リラックスできる。自然の中にはいつも私たちを癒す不思議な力が存在している気がします。
温かで優しいぬくもりがありながら、何百年と樹齢を重ね、伐採され木材になってもなお木は強さを増してゆきます。鉄やコンクリートなど強さを求められて作られたものでさえ、引張りや圧縮、曲げなどの強度で木には勝てません。
日本人がすっと昔から家に採用してきた木。3万年も前から住宅の材料となっていたことも分かっています。更に、木造の強さは1300年もの歴史ある社寺建築が、今も立派な姿で残っていることからみてもわかる通りです。
木は、湿度の高い時、室内の湿気を吸収して、乾燥してくると水分を放出します。室内を一定の湿度に調整して結露を防ぎ、快適でクリーンな環境を保ってくれるのです。
この優れた調湿効果が1300年以上もの間、四季のある日本の環境の中で建物を守ってきました。この機能こそ、自然素材である木の最も優れた部分であるといえます。
木は、熱伝導率が低く、コンクリートの約9分の1、鉄の約400分の1程。
ウッドデッキや日当たりのよい部屋の床でも熱すぎることなく裸足でもいられますし、寒い冬でも冷たくならずに、いつも心地いい木独特のやさしい感触を残します。
また断熱性が高いので、外の熱気を室内に持ち込まず、室内の暖かい空気は外に逃がさず留めてくれます。夏さわやかで、冬はぬくもりを感じる天然素材の木で囲まれた家は、一年中快適な空間を創り出します。
木材の断面を顕微鏡で見た時の構造はハチの巣状の細胞の集合(ハニカム構造)になっており、この構造が調湿効果や断熱性を生みだしているとともに、軽さと強さの秘密でもあります。しなやかで軽い丈夫なハニカム構造は段ボールや飛行機の翼などにも採用させています。
木はこの優れた構造をもつ天然素材なのです。
実際、引っ張り、圧縮、曲げなどあらゆる強度が、鉄やコンクリートに勝っています。
木は、紫外線を吸収したり、音の反響を抑えたりする吸音性があります。
ウッドデッキなど屋外でも照り返しが少なく快適に過ごせます。また、音の反響を和らげるので、劇場やコンサートホールなどにふんだんに木材が使われています。
そして、和室や茶室など木で囲まれた空間では清潔感のある静けさをもたらします。
木の香りや触り心地は心身をリラックスさせる効果があります。木が多く使われた施設やペンションなどで体感的に認識している方も多いのではないでしょうか。
オフィスなどでは、ストレスを軽減し生産性の向上が期待できます。子供関連の施設では、子供のイライラや倦怠感を減少させ集中力を高めてくれます。この効果は木の家に住む最もうれしいメリットと言えるのではないでしょうか。
樹種によっては、防ダニや抗菌作用、虫を寄せ付けないなどの効果があります。また、結露が少ない分カビの発生も少ないです。暮らしの中で不快を遠ざけてくれることは心身共にリラックスできます。
企画にとらわれずに作られた木の家は、間取りの自由度があります。既製品が少ない木の家は、ある程度ベースのあるプランからのスタートでも、自分の考えを取り入れてもらいやすい場合が多いです。廃盤もないため、補修や交換など部分的メンテナンスも可能です。
工匠では、家づくりに関わらせていただいた職人が、どの部分にどんな材料を使ったか、どんな構造であったか、建材のことも記録に残しています。完成後のあらゆるメンテナンスに備えています。
木を建築資材にするためのエネルギーは、他の建材と比べて少ないので環境に優しい材料です。更に木は光合成により大気中の二酸化炭素(CO₂)を吸収し、炭素(C)を貯蔵して樹体をつくります。貯蔵された炭素は木が伐採されて木材になってからも放出されることなく留まります。炭素を閉じ込めて放さない木の家が増えることは、地球環境保全に森林と同等の役割を果たし続けてくれるのです。そして、無駄に森林を伐採せず、きちんと管理された森林の木材を使用することで、健康な森林が持続可能になります。こうしてバランスよく森林を循環させる木の家は、サステナブルな暮らしとなり、地球温暖化を防ぐことにもつながっていきます。
▼使える古材を活かす技を持つ工匠の古民家再生
無垢の木材は湿気を吸い、乾燥すればそれを吐き出して日本の四季の中で建物を守り、住む環境を整える優れた機能を持っています。
こんなにも長く、日本人が木と深く関わってきたのは、木を育む豊かな国土と多様な環境に耐え抜く優れた木の力があったからなのです。
木の癖を読み適材適所に木材を使いこなせる大工。そんな大工が木をたっぷりと使い、腕を振るって建てる極上の家は、日本人が住んで一番心地いい家であるはずであり、丈夫で長く住める家であることに間違いありません。これから先どんなに優れた建材を人が考え出したとしても、この自然の優しい力を持つ木には勝てない気がします。
工匠は『木心地のいい家』をたてます。
私たち工匠は、千年以上壊れない社寺を手掛ける宮大工集団です。
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古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
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