松戸市、市川市、宮大工が手掛ける注文住宅・古民家再生の工匠、広報担当の黒河内です。
皆様こんにちは。
注文住宅や建替えを考えられている方は、間取りが自由に選べる分
間取り決めで悩むことも多いかと思います。
昔は住宅を新築するときは、当たり前に和室を作りました。
しかし近年、ハウスメーカーや工務店によっては和室がない間取りも多くなっています。
そこで今回は、新築に和室を設けるメリットや注意点、おしゃれな和室の取り入れ方を工匠の新築施工事例と併せてご紹介いたします。
家を新築・建替えをされるご予定の方、家づくりや間取り決めの参考にしてみてください。
目次
和室とは、日本の伝統的な様式の部屋のことです。
木(無垢材)土(壁)草(畳)紙(障子)の自然素材で構成されており、
高温多湿な日本の気候に合わせて、『住まう人や訪れた方』が快適に過ごすための先人の知恵と工夫が詰まった空間となっています。
昔ながらの和室がなぜか落ち着くのは、自然と寄り添い自然に溶け込むように造られた
日本建築の考え方があるからこそなのです。
新築住宅で和室を設けるメリットをいくつかご紹介します。
和室の特徴でもある畳にはい草が含まれており、い草の香りには癒しの効果があります。
また、畳は適度な柔らかさがあるため、フローリングと違い、そのまま横になっても痛くなりません。
居心地の良さから、自然とご家族が集まる空間になります。
柔らかい畳の上に布団を敷くだけで寝室になります。
また、来客時にはテーブルと座布団を置くだけで、客間としておもてなしの場にもなります。
和室の特徴でもある襖は軽量で取り外しが簡単な為、大勢の人が集まる時もお部屋を広く使うことができます。
伝統的な日本家屋の和室にみられる畳や珪藻土などの塗り壁には
湿度の調整や空気を浄化する機能があります。
部屋の湿度や空気を一年中、快適な状態にコントロールしてくれる
和室は高温多湿の日本の気候や風土に最も適した空間だといえます。
和室を取り入れる注意点をご紹介します。
和室で使われる畳や襖、障子は定期的に張り替えなどのお手入れが必要になります。
畳は湿気を含んだ状態のままにしておくとカビやダニが発生しやすくなります。
普段から換気をよくしておくことや、年に1、2回は畳を干すことで快適に使用できます。
和室の畳や建具はお手入れなどの手間が掛かりますが、修復することができるので、長く使い続けることができます。
畳は日に当たりすぎると日焼けしてしまいます。
和室の横に縁側を設けたり、障子などの建具で日差しを和らげるなどの工夫をして対処しましょう。
ここでは、弊社で施工した様々なデザインの和室をご紹介いたします。
和室を小上がりにしたことで、収納としての使い方や椅子として使うことができるナチュラルテイストの家。
千葉県市川市|自然素材をふんだんに使用したナチュラルテイストの家|松戸市・市川市の工匠。 (shimousa-kousyou.com)
段差をなくしたことでリビングとのつながりを持たせてお部屋を広く使うことができる自然素材の家。
千葉県市川市|【結~YUI~】清々しい空気の自然素材の家|松戸市・市川市の工匠。 (shimousa-kousyou.com)
和室を襖で仕切ることで独立した個室としての使い方や襖を外せば広々としたリビングとしての使い方のできる多機能な空間。
千葉県市川市|自然素材をふんだんに使用したナチュラルテイストの家|松戸市・市川市の工匠。 (shimousa-kousyou.com)
日本家屋特有の竿縁天井、床の間、真壁、障子、縁あり畳、聚楽壁を取り入れた自然と一体となる伝統と現代が調和した家。
千葉県市川市|伝統と現代が調和した家|松戸市・市川市の工匠。 (shimousa-kousyou.com)
いかがでしたでしょうか。
新築や建替え時の間取り決めで悩む和室ですが、
ご家族の理想とする暮らし方によって、必要かどうか決まるかと思います。
家づくりを後悔しないためにもメリット、デメリットをよく考えて決めていきましょう。
工匠は、千葉県松戸市・市川市を中心に自然素材を活かした注文住宅・古民家再生を手掛けています。
いつまでも丈夫で美しく、愛され続ける住宅をご提供いたします。
家づくりに関するご相談、お悩みなどお気軽にお問合せください。
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。