皆さんこんにちは
工匠大工の鈴木です。
去年から着工、進行中の都内にある古民家の改修、増築現場に建て方の応援に行かせて頂きました。
施主様の御祖父様が造られたそうでとても思い入れのある建物を、
できる限り壊さずに残していきたい施主様の意向が強くありました。
増築部と、既存部の接合部や改修部の補修は一つ一つが解体から慎重作業の連続になりました。
新しく造った増築部は構造躯体を現し、既存建物との調和を大事にしながら
木の温もりを感じられる様な作りになっています。
昔ながらの日本家屋の良い所は残しつつ近代建物の要素も取り入れる事で、
この先も長く住む事ができるようになりますし、傷んだ箇所を補修する事で
何世代にもわたって継いでいく事が出来るようになると思います。
文化財や古民家のよう手を加えながら長く住み続ける事はなかなか難しく、
大変な所もありますが歴史や思いを大切にし、
後世に残していける建物がある事は良い事ではないでしょうか。
私自身も凄く経験、勉強になりますし、これからもそういう後世に残る仕事に
携わっていけたら嬉しいです。
今年も動き始めました。寒中の作業が続きますがケガの無い様に安全作業に努めてまいります。
古民家再生を行い、私たちらしい暮らしを叶えたい。
他社で診てもらったら「建て替えた方が」と勧められたが、本当にそうなのか?
予算や間取りなど相談したい。